【映画レビュー】『エリジウム』の感想【ネタバレ有】
『第9地区』のニール・ブロムカンプが監督・脚本を務めたSF映画です。 展開にかなりツッコミどころがありますが十分楽しめる映画でした。
あらすじ
地球環境が深刻になった近未来。
金持ち達は地球衛星上に建築されたコロニー「エリジウム」に移り住み、何不自由ない生活を送っていた。
一方荒れ果てた地上での生活を余儀なくされた貧困層はまともな治療も受けられないでいた。
地上の工場で働く主人公は不慮の事故で大けがを負い、余命5日を宣言された。
病気を治すため、主人公は「エリジウム」を目指す。
評価
★★★★☆
感想
硬派なSFを期待してみると展開の粗さが気になりますが、SFアクション映画なのであんまり気にしてはいけません。 むしろ「そうはならないだろww」とツッコミながら見ることをおすすめします。
個人的ツッコミポイント エリジウムのガバガバセキュリティ
治療ポットでの治療を求める貧困層の宇宙船3機が不法にエリジウムへ侵入するシーンがあるのですが エリジウムの住居スペースと宇宙の間には(なぜか)壁がないため、宇宙船が直接着陸できてしまいます。 (映画見た感じかなりの頻度で不正侵入してきてそうなんですがそんなセキュリティで大丈夫なんでしょうか……)
まとめ
以上が映画『エリジウム』の感想です。 ぶっ飛んだ展開が多いですがそのおかげで飽きることなく最後まで楽しめます。 また日本刀や手裏剣を使った敵が出てきたり施設内に梅の木が植えられていたりと 日本っぽい要素もちりばめられているので細かいところまで見てみると面白いと思います。